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「前にも言いましたが」というブログは読者視点に欠けている

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ブロガー向けのエントリ。

毎日いろんなブログを読んでると、「おもしろいな」と思う反面、とても「もったいない」と感じるブログが散見されます。ぼくもよくやってしまってしまいがちですが…。

 

説明を省略する弊害

「前にも言いましたが」とか「いつもご覧になっている方はご存じでしょうが」という前置きを書いてしまうクセ。これがとてももったいないなって。対面で話す場合では、同じ話を繰り返すのはつまらないと思いますが、これを同じようにブログでもやってしまう人がいるんですね。

 

ブログの場合、過去記事を読んで貰えることの方が稀です。読者が増えれば増えるほど、ツイートやシェアも増えていきますので、どの記事から入ってくるのか予想出来ません。いつも知らない人が読んでいる可能性を考えるべきなんです。同じ説明を繰り返しても「また同じ話か」って思う人の方が少ないくらいでしょう。

 

「前にも言いましたが」と書くのであれば、掻い摘んで1行くらいで同じこともう一回言いましょう。長くなるなら過去記事へのリンクを貼るべきです。でないと、「前の話」を知らない読者を置いてけぼりにしてしまいます。「ここは初見さんお断りのブログなのか」っていう雰囲気になるので気をつけたいところです。

 

新規読者が見やすいことが重要

ファンや特定の読者に向けた記事も面白いですが、それでも初めて読んだ人にもわかるように記事を書くことはとても大切です。

定期購読者にしか理解できないような話、はてなユーザーにしか通じないようなネタ、ネットスラングの多用など一部の読者に向けて書かれた記事は、特定の読者に対して響くものがありますが、新規の読者を呼ぶことはありません。

常連さん以外お断りタイプですね。こういう記事を書くときは特に注意しましょう。

 

「自分は特定の人にしか発信していないからこれでいい」というスタンスなら問題ないかもしれませんが、「読者を増やしたい」「いろんな人に見て欲しい」というブログの場合は、推敲の際には以下のことを注意してみましょう。

 

初めて読んだ人が理解できる内容か

×「前にも書きましたが~」「以前にも言ったとおり~」
※どの記事で言っていたか明確にする

説明が必要な単語や出来事には適切にリンクを入れているか

×「日本死ねって騒がれていましたが~」
※リンクを入れる

わかりにくい専門用語・単語を使用していないか

×コンセンサス、アジェンダ、スキーム
※わかりやすい言葉で書く

略称を使用するときは正式名称で一度説明しているか

×FF
※最初だけでも「ファイナルファンタジー(以下FF)」等入れる

初見の人はお断りという文章になっていないか

※オフ会記事や身内ネタは特に気をつける

 

ちょっと読んでわかりにくい内容だとその時点で離れることがあるのでもったいないなって思います。「新規読者が増えない」と悩んでいる方は、特に注意してみてください。

ぼくも出来てないことありますので、気をつけたいなって思って書きました。実際に上記のことを気をつけるようになってから、新規の方にも良く読んで貰えるようになった気がします。

 

特に気をつけて書いた記事。

enter101.hatenablog.com

完全にはてなネタなんですが、「メタブ手斧互助会増田」というような用語を全て排除して書きました。本当は「炎上記事にはメタブを建てよう」と言いたかっただけなんですが、新規ユーザーの方にも多く読んで貰えたようで書いてよかったなって思っています。

 

書き方ひとつで、まったく響かなかった方にも読んで貰えることもありますので「今までやってなかった」って方は試してみてください。ひとつでも参考になれば嬉しいです。

それではっ!