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年間100冊の絵本を読む息子が選んだ2歳児のこどもに読み聞かせしたいおすすめの絵本5選

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子どもの成長は、ほんとに早いですよね。

大人とは比べ物にならないほどのスピードで日々、新しい事を吸収していきます。「昨日できなかった事が今日はできる。」とかいうレベルじゃないです。「さっきできなかった事が、今はできる。」くらい。

 

そんな子どもの成長のために、重要な役割を果たすのが絵本です。

 

20代で読んでおきたい本ベスト◯◯!とか、30代ビジネスマンの必読書◯◯選とか、よく目にしますが、毎日寝かしつけの時に2冊くらいは読み聞かせをする我が家で、買ってよかった絵本、5選をご紹介したいと思います。

 

選考基準は、長く楽しめること

日常生活で役に立つことの2点です。

 

1.「くつくつあるけ」(林 明子)

くつくつあるけ―くつくつあるけのほん1 (福音館 あかちゃんの絵本)

林明子さんの4冊セットになっているやつを買いました。他には「おつきさまこんばんは」「おててがでたよ」「きゅっきゅっきゅ」があります。

 

ストーリーは、タイトル通りクツが歩いているだけ。

ただ、子どもにとってクツというのはとても親しみやすい題材で、Eテレのいないいいないばぁにも、クックーという長靴のキャラクターが登場するくらいです。

この絵本は1歳すぎの、ちょっと歩き始めた頃に読み聞かせを始めたんですが、絵本で親しんでいたおかげか、クツを嫌がることなく、スムーズにお散歩デビューできました。

 

大きな絵とはっきりした色使いで、子どもの目にとまりやすく、「ぱたぱた」「ぴょんぴょん」「とんとん」など、子どもが大好きな繰り返しの言葉が、リズムよく並べられています。読み聞かせしていても楽しいし、聞いていても楽しい。途中でくつが転んだり、大きくジャンプしたりと動きがあり、読んでいて飽きないところも魅力的な一冊です。

 

他のシリーズも「おててがでたよ」では、「て」、「あし」、「あたま」、「かお」など、体の名前を覚えたり、「きゅっきゅっきゅ」では口元ふくのをいやがらなくなったり、いい絵本シリーズだと思います。

 

くつくつあるけ―くつくつあるけのほん1 (福音館 あかちゃんの絵本)

くつくつあるけ―くつくつあるけのほん1 (福音館 あかちゃんの絵本)

 

  

2.ちっちゃなおさかなちゃん(ヒドファン・ヘネヒテン著、古藤ゆず訳)

ちっちゃな おさかなちゃん (世界中でくりかえし読まれている本)

世界中で愛されている「ちっちゃなおさかなちゃんシリーズ」のうちの一作です。他には「おさかなちゃんのばいばーい」「おさかなちゃんのぴんぽーん」「おさかなちゃんのおいでおいで」があります。

 

どのシリーズも真っ黒な背景にカラフルな絵が描かれているので、子どもの目にもくっきり映るようです。買ったのは子どもが1歳なる前でしたが、まだ言葉が全くわからない赤ちゃんでも、絵を眺めているだけで楽しめる作品です。

 

主人公のおさかなちゃんが「ぶくぶく」「つんつん」「ぐるりんこ」など名前だけ聞いても全く正体が分からない魅力的なキャラクターたちに、「あっちだよー」「もうすぐ」「すぐそこ!」と案内されながら、ママを捜して冒険するストーリー。

”おかあさんがいない!”というのはどんな子どもにとっても一大事なので、ある程度言葉がわかるようになって、ストーリが辿れるようになると、今度は絵だけではなくおさかなちゃんに共感しながら楽しめると思います。

 

タイトルの中に何カ所か魚の絵が隠れていて、「ここにもおさかなちゃんいる!」などのやりとりができる遊び心のある絵本。

この本は、丈夫な素材で出来てるのもうれしいです。こどもって好きな絵本ほど、すぐボロボロにしますよね。表紙も頑丈な合紙でできているので、舐めたり噛んだりしても破れにくいもポイント高いです。

 

ちっちゃな おさかなちゃん (世界中でくりかえし読まれている本)

ちっちゃな おさかなちゃん (世界中でくりかえし読まれている本)

 

  

3.しろくまのパンツ(tupera tupera)

しろくまのパンツ

パンツをなくしてしまったうっかりもののしろくまさんが、友達のネズミさんとパンツを探すストーリー。

最初は開けられた穴からパンツだけが見えていて、ページをめくるとパンツの持ち主がわかる仕掛けがあります。パンツの柄やサイズで誰がはいているのか予想して、ドキドキしながら読み進めていくことができます。

 

なかなか見つからないしろくまさんのパンツ。だんだんテンションが下がってくるしろくまさん。

いったいパンツはどこへ行ってしまったのか。途中「I♡ネズミ」のパンツが登場しねずみさんが喜んでいたら、天敵ネコのパンツで「そっちかー!」というスリリングな展開もありつつ、最後にはほっこりするオチがしっかりついて、子どもが最初に触れるミステリーになるのではないかなと思います。

 

一度読むとオチがネタバレしてしまうのでちょっと心配しましたが、むしろヘビロテ絵本になりました。

動物やパンツの絵が、色々な素材や柄で描かれていて、「見えない」から「見える」という、赤ちゃんが大好きな「いないいないばぁ」要素のある絵本なので、これもストーリが分からない時期から楽しめる絵本だと思います。

 

トイレトレーニングを始める時期に、パンツに親しむのにもいい絵本です。

 

ちなみにこの絵本、帯がシロクマの赤いパンツになっていて、それを脱がしてから本を開く仕掛けになっています。

この赤いパンツをなくしてしまっても、82円切手を同封して出版元のブロンズ新社に「パンツ希望」と書いて送ると新しいパンツを送ってくれるらしいです。パンツに対する出版社のこだわりが伺えて面白いですよね。

 

しろくまのパンツ

しろくまのパンツ

 

  

4.まるまるまるの本

まるまるまるのほん

読み聞かせをしていて、一番衝撃をうけた絵本。出てくるのは赤と青と黄色の◯だけです。

 絵本というと、ただ読むだけ、聞くだけ、という概念がありましたが、この絵本は、手を叩く、絵本を傾ける、絵本をシャッフルする、ふーふーと息をかけるなど、やることがたくさんある、双方向型の絵本です。

 

 赤い◯をこすると、次のページで青い◯に変わるとか、一つの◯を5回タッチすると、5個に増えるとか、手を叩くと真っ暗になるとか、傾けたり、振ったり、息をかけると◯が偏るとか、絵本の指示に従っていくと、赤青黄の◯がどんどん変化するというしかけです。斬新です。

 

赤も青も黄色も、子どもが好きな色なので、ボールがどんどん変化していくのを見ているだけでも楽しいし、 どのジェスチャーも子どもが普段からよくやるものばかりなので、少しずつ絵本の指示通りに出来るようになってくると、それはそれで楽しい。

長く楽しめて、子どもの発想力や想像力を刺激してくれるいい絵本です。ただこどものテンションがあがってしまうので、寝かしつけの絵本としては不向きかもしれません。 

 

まるまるまるのほん

まるまるまるのほん

 

  

 5.はらぺこあおむし

はらぺこあおむし エリック=カール作

ド定番ですが、はらぺこあおむし。色々なサイズで出版されていて、関連グッズもたくさんあります。

他の絵本との違いがいまいち分かりませんでしたが、読み聞かせするうちに、やっぱり世界中で愛されるだけの魅力があると感じました。

まず色使いがずばぬけて大胆。本によって多少違うかもしれませんが、表紙や中拍子の、カラフルな丸がたくさん敷き詰められている部分なんか、見ているだけでワクワクした気持ちになってきます。

 

日曜日に生まれたあおむしが月曜から色々なものを食べて、だんだん大きくなり、最後はきれいな蝶になるというシンプルなストーリ。

あおむしがかじった部分に穴があいている仕掛け絵本になっています。月曜日はリンゴを一つ、火曜日はなしを二つなど、たべもの、曜日、数に親しむことができます。個人的には「あおむしはみどりのはっぱをたべました。とてもおしいはっぱでした」の部分で、いつもサラダを食べたくなります。

 

読み聞かせをしていると、こどもが「このすももだけ葉っぱがついてないね」とか「このいちごだけひっくりかえってるね」「アイスクリームちょっとおちてるね」など、大人だと見とばしてしまいそうな細かい所に気がついて、うれしそうにします。シンプルなのに、いろいろ考えられている絵本。

おつきさまとおひさま、あおむしには顔が書かれていますが、どれも表情が抽象的なのも、想像力を刺激するのかなぁと思います。

 

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

 

 

今回まとめた本はどれも、よく本を読んで貰いたがるこどもが選んだお気に入りの絵本なので、まだ読んだことがない方は、ぜひ手にとって見てください。プレゼントやごほうびなど、こどもに絵本を買ってあげる時の参考になれば幸いです。

それではっ!