炎上や擁護や批判やエア言及のあれこれで感じた伝える文章のむずかしさ
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※はてな向けの記事です。
文章を書くのって、本当に難しいですよね。
書く人は読む人が何を捉え、どう思うかを常に考えて書かなくてはいけません。
ブログの場合、仲がいい人に向けて書いたつもりの記事であっても、世界中の人がその記事を読む可能性があります。
ここ最近、はてなブロガー界隈で文章の書き方について考えさせられるような、ちょっとしたボヤが起こっているようです。自転車での飲酒運転でブログ炎上から始まった今回の騒動。
それぞれの記事のコメントを読むと、流れが良くわかっていない人も見受けられました。「何ソレ?どういうこと?」という方もいると思いますので、最初から振り返ってみたいと思います。
関連する記事数も多いので、順を追って並べてみました。
自転車での飲酒運転疑惑から炎上したあとの流れ
最初に、自転車の飲酒運転をしていたと思われる記事がブログにアップされる(魚拓)
それを擁護する内容と思われる記事が別のブログに掲載される(id:konayuki358さん)
id:konayuki358さんの記事に対する猛烈な批判記事が別のブログに掲載される(id:hrktksmさん)
id:konayuki358さんと交流のあるid:gustave_buzzさんがid:hrktksmさん批判の仕方について、批判するエア言及*1
id:hrktksmさんがid:gustave_buzzさんに対するアンサー記事を掲載←いまここ
この話題に関する他ブログでの反応
要点と思われる箇所を引用します。
お追従ブックマークも結構だけど、ダメそうならちゃんと諌めようよ、というお話 - 日毎に敵と懶惰に戦う
お仲間ブックマークも結構ですが、お追従するだけでなく、ダメそうならちゃんと諌めてあげてください。いきなりブログの死を迎えるような悲劇は起こさないで欲しい、そう思います。
(元となったブログとコメントに対して言及している記事)
“いいひと”だって燃えるときは燃える - あざなえるなわのごとし
ブログの記事を公開すればそれなりの「文責」だって発生する。
この場合の「文責」というのは、自分が望んで公開した記事に関して問題があればその火の粉は降りかかってくるということですよ。(id:konayuki358さんに対して意見を述べる記事)
【雑記】個人が特定される【ブログ】というものに関しての考え方。 - ErikoIto.blog
インターネット上に発信することが、スマホの普及とともにお手軽になってるからこそ【発信したものへの責任】が軽く捉えられてはいないかと...
(id:gustave_buzzさんについて言及していると思われる記事)
言及と思われる記事が多かったので、ユーザーIDを補完させていただきました。もし間違っていたら申し訳ありません。間違いなどあれば、コメントまたはツイッターにご連絡いただけましたら修正させて頂きます。
どの記事の主張も正しいと思います。
言いたいことを伝える文章の難しさ
自転車での飲酒運転行為は論外として、今回の件は「擁護した」「擁護したつもりはない」と言い合っているようにも思えました。この記事にもバイアスが掛かっているかもしれないので、ぜひ元の記事を読んでみてください。
個人的には、渦中のブログは全て読んだことありますし、それなりにコメント頂いたり記事にコメントしたり、ツイッターで交流がある方もいます。ですが、たとえ交流があっても、おかしい内容や間違ったことについて、言及や批判をされるのは、むしろ健全なことだと思っています。
id:gustave_buzzさんが言うように、影響力のあるブロガーが初心者のブログをきつく批判することは、愛が無いと言えば愛が無いのかもしれません。
ですが、批判から学ぶこともありますし、社会的に受け入れられないような記事を書けば、指摘されるのがインターネットの世界ではないでしょうか。
インターネットに自分の意見を公開するということが、取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があるという自覚を持ってブログを書く必要があると思います。初心者だからというのは、免罪符にはできません。
ひとつ前の記事で、新参のブロガーをやみくもに叩くのは良くないというようなことを書きましたが、今回のように社会的に間違ったことを主張していると捉えられるような記事であれば、批判されて然るべきだと思います。
一連の流れで一番気になったのは、それぞれいくつかの言及記事が何度もくり返し修正されていること。
書く人にそのつもりがなくても、読む人の受け取り方次第で批判の声が集まることもあります。
読んだ方がコメントを残したり言及したりすることもあるので、よく考えてから投稿するようにしたいと考えさせられた出来事でした。
それではっ!
▼こんな記事も書いてます
*1:リンクを貼らずに言及すること