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閉鎖的な業界は既にオワコン化しているという現実

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全ての業界=団体が衰退する時代が来る。そう遠くない未来に。

 

こんにちは!あきばはら(@tsurare01)です。

こんな記事を読みました。コピーライター業界人ではありませんが、内容には完全に同意。

copywriterseyes.hatenablog.jp

 

まず、業界とか団体とかもう要らないと思うんですよ。いや、まだ今のところは「そういう団体があってもいいかな」くらい。別にもう無くなっても誰も困らない。

 

これはコピーライター業界だけの話ではなくて、すべての業界で今後もこういう意見は出てくるでしょう。一部の団体がその業界で覇権を握るなんてナンセンスです。

業界のトップに君臨しているつもりでいるおっちゃんやじいちゃん達は、早く気付いたほうがいい。

 

すでに「世間が認める人>業界が認める人」という構図は出来上がっています。

1000年に1人の逸材とも言われテレビに引っ張りだこの橋本環奈さんも、その魅力に気付いて注目されるきっかけになったのは一人のツイートからというのは有名な話。

Rev. from DVL」でダンスを踊っていたというキッカケが無ければ注目されることはなかったのかもしれませんが、「Rev. from DVL」が日本中から注目を集めるアイドルに育て上げたというよりは、ソーシャルで発信された情報から世間に認知されていったのは周知の事実です。

 

今や数多くの楽曲を手掛ける音楽プロデューサーの前山田健一さんは、ニコニコ動画で「ヒャダイン」名義で活動していた頃に注目を集め、日本のみならず世界から人気を集めました。この頃に得た自信がその後の活動に大きな影響を与えたそうです。

 

また、2007年に発売されたボーカロイド初音ミク」は、クリエイティブなユーザーに支えられ、現在では北米でツアーも行われるほど世界的なコンテンツとなりました。

一方、初音ミクが注目を集める中で一般人であったアマチュアの人達も、今では楽曲や動画製作に関わるプロとなって活動しています。

 

そして、このような一人の活動が注目を集める背景には、SNSの存在が大きく関わっています。

いまや、テレビは観ないけど一日中インスタとミクチャを観てる10代とか多いんじゃないでしょうか。雑誌は読まないけどブログやまとめサイトツイッターばかり観てる20代、新聞は読まないけどYahooニュースとFacebook読んでる30代も多いでしょう。

それがいいか悪いかは別にして、SNSが社会にもたらす影響は計り知れません。

「え?なにそれ?ソーシャルネットワークとか横文字で言われてもわからない」って言う方々に限って、前時代的な考え方に固執しています。

 

既存のメディアの役割が徐々にネットに移行していく中で、個人の持つ発信力は増大していく一方です。

「マスメディア>ソーシャルメディア」だった時代から、「ソーシャルメディア>マスメディア」になる時代はすぐそこまで来ています。

WEB2.0やWEB3.0とか呼ばれてますが、かつて一方通行だったインターネットは双方向の時代を経て、多方向の時代になっています。

その流れは既存の「情報=メディア」の定義を今後も塗り替えていくでしょう。

 

小説、漫画、音楽、芸術、アイドルにしても個人が評価される業界では、業界を取り仕切る団体というのは近い将来に機能しなくなるでしょう。

有名になる人はなるべくして有名になる。業界団体に媚びを売って、名前を売ってもらう時代はまもなく終焉を迎えます。

業界から発信される影響力よりも、個人から発信される影響力の方が強くなってしまう時代に業界を仕切る団体なんてもう必要ない。

 

クラウド=群衆」が認めるものや人が、正当に評価される時代。偉い人に認められるよりも万人に「いいね!」を押してもらいたいのです。

それではっ!