ブロガーが会社を辞める必要はないけど「ひとりビジネス」始めたらいいと思う
スポンサーリンク
最近、巷ではブログ収益でフリーランスになるって方も増えているようです。
ブログのみで食べていくというのはリスクが高いものですが、ブログをベースにライターやコラムニストとして活動していきたいということであれば可能な時代だと思っています。
会社で働くことに絶望を感じたり、自分らしく働くことに喜びを見出したりしたら、「ブロガーとしてフリーランス」チャレンジしてみるのもいいのかもしれません。
ただ、本当に食べていけるのか自信がない場合はちょっと待ったほうがいいかも。
なにもブログで発信を始めるのに仕事を辞める必要もなければ、辞めたところで記事のクオリティが上がるものでもありません。
今回はこんな本を読みました。
この本では、会社に雇われる働き方は近い将来、過去のものになるだろうと予想しています。
アメリカでは3人に1人、実に34%もの人がフリーランスとして働いていて、その流れは日本も避けられないだろうということだそう。
「まだ会社員で消耗してるの?」とまでは言ってませんが、かなりそれに近いこと言ってます。
またこの本では、フリーランスではなく、「ひとりビジネス」という言葉が多く登場します。
「ひとりビジネス」の定義は次のとおり。
「ひとりビジネスとフリーランスは何が違うのですか?」
という質問を、ときどき受けます。
フリーランスは相手に合わせることが多い、いわゆる受注型。一方、「ひとりビジネス」は、もっと主体的な提案型。自分から商品やサービスを売っていきます。
どちらも「個人事業主」で、基本的には同じですが、マインドが大きく違うのです。
最近の流れだと、この「ひとりビジネス」の方が増えている気がします。
主に自宅起業について書かれた本ですが、ベースとなる考え方は今の日本に合っていて、これからフリーランスになる方にとって参考になることも多いはず。
ひとりでビジネスをするには、商品の選定、営業から販売まで全部ひとりでする必要がありますので、ビジネスの流れを一通り網羅するにはわかりやすい本だと思います。
いろんなビジネス参考書の触りの部分を広く浅く触れた感じで、ビジネス初心者にも読みやすい本。逆に営業マンだったり、一度社会に出た人からすると少し物足りないかもしれません。
また、ブログやSNSについても少し触れています。
ブログの話がメインではありませんが、ビジネスツールとしてブログは必須としており、そのほかツイッターやフェイスブックなどのSNSの活用なども書かれているので、インターネットで情報を発信したい人にはヒントになることも多いはず。
多くのブログで収益のメインとなるGoogleアドセンスやAmazonアソシエイトでは多くの場合、食べていけるほど稼げるものではありません。ブログで食べていきたいって方はこういう方向で頑張るのが良さそう。
集客ツールとしては、ブログは最高なツールですよね。
会社を辞めてフリーランスをするとなると、なにかと賛否を生みがちです。
人を不幸にしてでも利益を優先させる姿勢ならちょっとどうかと思いますが、自分で発信したもので誰かが喜んでくれるなら、とても魅力的な仕事ですしブログでフリーランスも全然ありなのではないでしょうか。
「ひとりビジネス」なんていかにも、サラリーマン辞めてしまえ的なものに見えますが、本の中身はむしろ逆。
サラリーマンに縛られることなく、会社員として働きながら、貯金なし、才能なし、人脈なしの人がどうすればいいのかを主眼に書かれているので、「まずは何か副業をしたい」と考えている方にこそ、読んでほしい本です。
個人的には、この本は5年くらい前に読みたかった。
ブログで何かを発信しながら自分のビジネスに役立てたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
それではっ!