2016年春アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」評価や感想メモ
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今期アニメに見逃していた面白いアニメがあったので、紹介も兼ねて備忘録的に感想を書いていきたいと思います。
「Re:ゼロから始める異世界生活」を観てみようかなって人の参考になれば嬉しいです。感想部分は若干ネタバレありになるので、ネタバレはちょっとって方は感想部分だけ読み飛ばして頂けたら幸いです。
「Re:ゼロから始める異世界生活」はオンエア最初から観てなかったんですけど、今期作品の中で評価が高かったというのとブロガーさんにおすすめ頂いたこともあり、ちょっと観てみようかなって第一話だけ観てみたらおもしろい!そのまま一気に5話まで観ました。(現在5話まで放送済み 5/7)
TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」
「Re:ゼロから始める異世界生活」は、長月達平さん原作のライトノベルで2016年春アニメとして放送されています。MF文庫Jレーベル出版で 2014年1月から継続中。
PV・声優情報
ナツキ・スバル(CV:小林雄介)
エミリア(CV:高橋李依)
パック(CV:内山夕実)
フェルト(CV:赤崎千夏)
ラインハルト・ヴァン・アストレア(中村悠一)
レム(CV:水瀬いのり)
ラム(CV:村川梨衣)
ベアトリス(CV:新井里美)
ロズワール・L・メイザース(CV:子安武人)
エルザ・グランヒルテ(CV:能登麻美子)
ロム爺(CV:麦人)
「Re:ゼロから始める異世界生活」あらすじ
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
異世界+タイムリープアニメというイメージ。死に戻るたびに同じシーンを繰り返すんですが、使いまわしのシーンも少なく丁寧に作られている印象。原作未読でも違和感なく観れる展開も、人気に一役買っているのではないでしょうか。
ジャンルはテンプレラノベ枠というとちょっと違う気がします。異世界転生ものな雰囲気のアニメなんですけど、あんまり主人公強くないっていう極普通の男の子。特殊な能力はありますけど、超強い主人公が無双して敵倒しまくってハーレム展開っていう感じではないです、今のところ。
「Re:ゼロから始める異世界生活」は石鹸枠なのか?
ということで「Re:ゼロから始める異世界生活」はテンプレラノベ枠とも言われる石鹸枠になるのかについてちょっと考えてみたいと思います。
石鹸枠ついてはこちらを参照。一部引用させて頂きます。
参考:石鹸枠とは (セッケンワクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
舞台は異世界なのでこれには当てはまります。○
中二病要素が強く、作品名や能力名等には表記と異なる(主に英語の)ルビが振られる。二つ名も同様
中二病要素はあまりない感じですが二つ名っぽい呼び方も登場するので、該当…かな。△
設定が複雑で特殊な用語が多いが、気にしなければ物語自体は原作未読者にも明快な王道的展開
特殊な用語は少ないように思いますが未読者にも優しい展開。△
主人公たちの通う全寮制の学園(大抵は人外な能力を持つ異能者の養成機関)が物語の主な舞台
全寮制の学園ではないので該当なし。×
主人公がヒロインや他の者と違うイレギュラーな能力で勝ち上がっていくサクセスストーリー
主人公は特殊な異能力で、直接的ではないがトラブルを解決していく展開なので該当。○
正義という点で主人公は最初からほぼ完全で、誤った倫理を持つ者を 説教 諌めたり成敗したり
主人公は正義として完全ではないものの、この先の展開次第かも。△
今後の展開次第だけど、ハーレムに成りそうな感はあるかも。△
まったくといっていいほどラッキースケベがない。×
MF文庫Jレーベル原作の作品(他レーベル作品の台頭により弱まりつつはあるが、王座は健在)
王座のMF文庫Jレーベル原作。○
○3、△4、×2という形になりましたが、「ラッキースケベがない石鹸枠なんて石鹸枠じゃない」って個人的な感想の元石鹸枠とは微妙に違うかと。異世界アニメはちょっと多過ぎて飽きたって方も楽しく観れそうな作品。
ということで感想いきます。この先はネタバレありなのでご注意ください。
全話「Re:ゼロから始める異世界生活」あらすじ・感想
毎週随時更新していきます。できるだけリアルタイムで観たいけど更新は遅めかも。
第1話「始まりの終わりと終わりの始まり」
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。目の前に広がるファンタジーな異世界に目を輝かせるスバルだったが、自分を召喚したであろう美少女の姿はどこにも見当たらない。やがて右も左もわからない状況にスバルは頭をかかえてしまう。さらに強制イベントと言わんばかりにチンピラに絡まれ、異世界に招かれた人間が超常の力を発揮するといったお約束の展開もなく、容赦なく叩きのめされるスバル。そんなスバルの前に一人の少女が現れる。
1話を観た感想としては、死に戻りで毎回主人公が死ぬまでの展開を繰り返す点でシリアス色が強めかも。
主人公は例によって引きこもりがちな少年ですが、身体能力の高いスバルは素手である程度戦えるのが救いですね。といっても特別戦闘力に突出した能力ではないので、戦闘シーンでの緊迫感がおもしろい。
能力のせいで、絶対死なない主人公ではなく偶発的によく死ぬ主人公という点が、上手に緊張感を演出しています。
第2話「再会の魔女」
一度目は何者かに襲われ、二度目はエルザに腹を切り裂かれ、三度目はチンピラにナイフで背中を刺され、スバルは確かに命を失ったはずだった。しかし気が付くとスバルは初めて異世界へとやってきた場所に立っていた。あり得ないと思いつつも自らが置かれた状況から、死ぬ度に初期状態へと戻る死に戻りが起きていることを認識するスバル。サテラやフェルト、そしてロム爺に襲いかかるであろう死の運命を変えるため、四度目となる世界を走りだす。
2話目までで3回は死んでいるスバル。毎回"死に戻り"という謎の能力で死ぬ前の状況に戻るんですが、繰り返されるシナリオが毎回違うカットで描かれているので退屈にならないですね。
一話では悪役だったフェルトも一緒に行動することで良いところが垣間見えていい感じ。最初からスバルが関わらなければ、夕方までにはサテラが盗品蔵に辿りついていたんですね。今までで一番正解ルートを選んでいるみたい。
強くてニューゲームではないのだけど、セーブポイントみたいにやり直せる能力とかうらやましい。
第3話「ゼロから始まる異世界生活」
エルザが盗品蔵に来る前にフェルトから徽章を買い取り、サテラに返そうとするスバル。しかし交渉の途中でサテラが現れ、さらにはエルザが襲いかかってくる。応戦するパックはエルザをあと一歩のところまで追い詰めるが、途中でマナが切れてしまい消えてしまう。パックを欠いたスバルたちではエルザを倒すどころか攻撃を防ぐことすらままならない。絶体絶命の状況に追い込まれてしまったスバルは、自らの体を張ってどうにかフェルトを逃がすことに成功する。
全体的にバトル回。パック強過ぎな異能バトルな展開。スバルとの掛け合いも仲良さげで楽しめる第3話でした。
エルザの狂気染みた強さがありありと表現されています。ラインハルトが来ていなければここで死に戻るのは確実だったでしょうね。ロム爺もエルザに倒されたけどちゃんと治療して貰えたので、結果オーライで丸く収まるかと思いきや、衝撃のラスト。これは後に続く伏線なんでしょうね。
第4話「ロズワール邸の団欒」
エルザとの戦いで深い傷を負ったスバルは、どうにか一命をとりとめ、ルグニカ王国のメイザース辺境伯であるロズワールの屋敷へとやってきていた。そこでスバルはルグニカ王国には現在、王が不在であること、そしてエミリアが次の王になる資格を持った王候補の一人であることを知る。ロズワールは次の王を選ぶ王選に参加するための資格である徽章を取り返し、身を挺してエミリアを救ったスバルに対して望むままの褒美を出そうと申し出る。
ロズワールの屋敷へと招かれたスバルは、エミリアを助けたお礼に屋敷で雇って貰うことに。なんだかんだでエミリアと徐々に仲良くなっている二人の関係は微笑ましい感じ。
万事が上手くとは言えないものの、エミリアとデートの約束まで取り付けて、気が付いたら屋敷に来た時点に戻っている謎展開。いや、でも最初まで戻らなくて本当に良かった。これは"死に戻り"だったのか謎が残るラストでした。
第5話「約束した朝は遠く」
ロズワールの屋敷に住み込みで働くことになったスバルは、レムやラムと共に日々仕事をこなし、ついにはエミリアとのデートの約束を取り付ける。しかし約束の日が訪れることはなく、スバルは屋敷にやってきた初日に戻ってきてしまう。命を奪われるようなことなど何も起きていないのにも関わらず、いつの間にか死に戻ってしまったことに混乱するスバルだったが、エミリアとのデートの約束を果たすため、前回をなぞるように再び行動を始める。
なぜ"戻った"のか原因がわからないまま、前回をなぞる展開になるように行動するスバルだったけど、なぜか同じ展開にならないんですね。ゲームではないリアル異世界のようなので、フラグとかそういう概念はあまりないのかな。
あまりラッキースケベがないアニメだけど、スバルの入浴シーンにラムが控えてるって逆パターンな事案が発生。粗末なもの呼ばわりされるスバルが可哀想。
双子メイドとも仲良くなってこの先ハーレム展開はあるのかと思わせる雰囲気でした。ハッピーエンドでは終わるはずもなく、死に戻った原因がラストで判明する展開に。続きが気になります。
「Re:ゼロから始める異世界生活」公式サイトなど
「Re:ゼロから始める異世界生活」公式サイト
「Re:ゼロから始める異世界生活」公式ツイッター
原作「Re:ゼロから始める異世界生活1」立ち読み
『Re:ゼロから始める異世界生活1』先行立ち読みまとめを公開しました! #rezero | ニュース | Re:ゼロから始める異世界生活
原作はこちら
ライトノベル原作の作品は先に続きを読みたいとか詳細まで知りたいときには原作を読むのが一番。
「Re:」にハマった方はぜひ原作も読んでみてはいかがでしょうか。記事執筆時現在(2016/5/7)では11巻まで発売されています。
Re:ゼロから始める異世界生活 1<Re:ゼロから始める異世界生活> (MF文庫J)
- 作者: 長月達平
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2014/04/24
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