話題のVR「Oculus Rift」はMac非対応「スペックが足りない」
スポンサーリンク
今後の展開が期待されているVR市場ですが、代表格といえば「Oculus Rift」ですよね。3月28日から出荷開始ということで期待している人や情報をチェックしている人も多いのではないでしょうか。
今回はVRの話題についてまとめたいと思います。
VR(ヴァーチャルリアリティ)の魅力
VRってよく聞くけどなんなの?すごいの?デカい水中ゴーグル付けてるみたい。ってイメージの人も多いと思います。そもそも、VR以前にもゴーグル型のような形のディスプレイってあったんですよね。
HMDとVRの違い
以前はゴーグルのような形で目の前に拡がるディスプレイとしてHMD(ヘッドマウントディスプレイ)というものです。SONYの人気商品HMZシリーズを筆頭に安いものは一万円台から高いものは数十万円のものまで幅広く販売されていました。HMZシリーズは販売終了しましたが、今でも一部では人気のあるデバイスです。
通常のヘッドマウントディスプレイはそのまま目の前に映画館のスクリーンのような大きさに見える(実際は小さい)ディスプレイが表示されるわけですが、話題になってるVR(ヴァーチャルリアリティ)は仮想現実という言葉そのまま、装着すると画面ではなく、画面の向こう側にいるような感覚になります。
視界全体を覆い、右向けば右方向の映像が、左向けば左方向の映像が映しだされ自分の行動がスクリーンの向こう側に反映されるんですね。映像をただ映し出すディスプレイ以上の没入感が楽しめます。
北米のアミューズメントパークで公開されたVRのジェットコースター。めっちゃ面白そうですよね。日本でも早くこういうもの実装されないかな。
SONYのPS4対応のProject Morpheus(PlayStationVR)や、サムスンのGearVRなど各企業が競って開拓しているVR市場は今後の展開から目が離せません。
「Oculus Rift」はMac非対応
そのVR市場の注目株でもある「Oculus Rift」で先日、Mac非対応のニュースが流れました。ソースはこちら。
VR開発企業Oculusですが、創業者のPalmer Luckey氏は「6,000ドルでMacPro買っても我々の求める推奨スペックには足りない。」と発言しています。MacがハイエンドGPUを搭載すればサポートしたいということなので、今後のApple製品には搭載GPUのスペックの向上を期待したいところです。
「Oculus Rift」の推奨環境
とはいっても「Oculus Rift」の推奨環境自体はそれほど高いものでもなく、CPUにCore i5-4590以上、メモリ8GB以上、HDMI 1.3以上とGPUにNVIDIA GTX 970/AMD R9 290以上が必要ということで庶民には無理っていうレベルでもないかも。
一番ネックになりそうなGPUですが、単体でも今の価格で4~5万円程度、CPUも3万円以下で手に入るので自作PCであれば10万円ちょっとで基準を満たせるスペックになりそうです。
VRコンテンツがどれだけ出てくるかにもよりますが、Mac非対応ということでMacユーザーにとっては残念なニュースではありますが、低迷するPCパーツ市場やBTO市場が盛り上がる切っ掛けになればいいですね。