アイデアが浮かばないという人は試すべき。音声入力での文章作成方法
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ブログや、レポートなど、文章を書きたいけれど、何を書けばいいのかアイデアが浮かんでこない方への処方箋。
頭の中にモヤモヤと沸いてきた思考を文字起こしする時に、ピッタリの方法があったので紹介したいと思います。参考になれば嬉しいです。
書いたことないけど、小説とかでも使えそうな気がします。(誰か試してください)
必要なもの
ログインするだけで、携帯とPC間で簡単にテキストを共有できるという理由で、Evernoteを使っていますが、GoogleやiOSなど音声入力が出来ればなんでもいいです。
携帯端末の音声認識の精度はかなり高い
使ってみたことはあったけど、最近ずっと使ってなかった音声認識。
ちょっと試しに話しかけてみた結果は、こんな感じ。
かなり高い精度なんじゃないかという気がしてきた。
最近では、携帯の音声認識を巧みに使う若者が増えてきているそうだけど、文字をわざわざキーボードで入力する必要を感じさせないくらいの、快適さ。
Googleの音声認識はどのくらいなのかわからないけど、iOSの精度はかなり良い感じ。音声入力のソフトウェアだけで、数万円していた時代から考えると、かなり凄いことなんじゃないかと。
で、考えてみたんだけど
これで文章を作ってみたら、意外といけるんじゃない?
Google音声入力で文字起こしをするメリット
キーボード入力に不便を感じないくらいのタイピングは一応出来るつもりだけど、それでも、音声入力には大きなメリットがあります。
考えたことを文字に起こせる
頭の中で考えたことや、浮かんできたことを言語化するのは簡単なことではありません。
ブログを書くのが上手い人は、この「思考の言語化」が上手いと思います。アイデアを言語化するための手法として、オズボーンのチェックリストのようなテクニックもあるけど、携帯の音声入力でテキストに起こしてみるのもひとつの方法として有効。
アイデアをどこでも記録出来る
パソコンの前に座ってても、アイデアなんて浮かんできません。 散歩中はアイデアが生まれやすくなるそうです。
心理評論家の植木理恵氏によると、研究室から外に出て散歩するといったように周りの景色を変えると、発想するアイデアの数は8.3倍にも増加するのだそうです。
散歩中にメモ取るのも大変だけど、携帯マイクなら全然問題ないというのも大きなメリット。電車の中はちょっと厳しいですが、外出先でふと浮かんだことを、大まかに文章として残すこともできます。
編集力が上がる
文章を構成するのが上手くなります。
思考を上手く文章化することで、確実に文章力は上がるので、音声入力ばかりに頼るのも問題だけど、音声入力でテキストを書いたものを推敲することで、編集力が向上するのはメリット。
何も考えずに、ただ携帯に向かって喋り続けたら「句読点がない文章」が出来上がります。文章をどこで区切るかなど、毎回考えることで、読みやすい文章に組み替えることが出来るようになります。
準備する必要がなく手軽に試せる
ちょっと試しにやってみるハードルの低さ。
やってみるまでに機材やソフトウェアを揃える必要がなく、携帯ひとつで試せるのはとても楽。慣れると手放せなくなるかもしれない。その限りない障壁の低さから、この方法はもっと流行るかもって勝手に思ってます。もう流行ってるのかも。
しかし残念ながら、音声入力した文章は、そのまま使えるというワケではありません。ぼくのような初心者の場合は、出来上がる文章は大体支離滅裂になるので、そのまま使えないのが悲しいところ。
論理的な思考ができ、話した言葉がそのまま文章として使えるほど構成力がある人なら、携帯の音声入力で作った文章をそのまま使ってもいいかもしれません。
で、実際に音声入力で文章を書いてみました。(実際には喋っただけ)
音声入力で文章を書いてみた
今回のテキストの元となる音声入力で作った文章はこんな感じ。
※文章として破綻してるので、ここは読み飛ばしても問題ないです。
この記事はえと音声入力で書いてみてみます
音声で文章書くとほんとに便利
俺俺タイピングの必要全くない
考えたことが単純に文章にできること頭で考えたことをまず文章にしその上で遂行重ねることで1つのコンテンツができあがる
話言葉で書くことが簡単で、実際に話していることが文章になる便利さ。これを体感すると手放せなくなる。
では話す言葉で書いた文章がコンテンツとして成り立つのか。それはこの文章を読んでの通りで、音声を文書化しただけではコンテンツとして成り立たない。音声を文章化した記事を、遂行するポイントを紹介したい。まず話す言葉でテキスト化した文章は、通常よくある会話のように、9、8円が含まれてないことが多い。
文章を書き直すこと
集合入れること
生として成り立つように正しく並び替えること音声認識は極めて精度が高い。初めて音声入力をするとこの驚きは目を疑うと思う。
音声認識のメリットは、頭の中でモヤモヤと発生した形になってない思考を文章化すること。文字入力をただキーボードでタイピングするは、簡単なことだけれど、もやもやと発生した思考を、文章に起こすのは簡単なことじゃない。それを解決する上で音声入力は、とても簡単にしてくれる便利なツール
ブログの記事を書く上でテキストの文字数は3,000文字、6,000文字など、SEOを意識したコンテンツ作成で、語られる事はあるけれど、音声入力で作った文章は、3,000持ち歩く1,000文字など簡単に作成できる。このもやもや発生した頭の中を文章に書き起こして遂行を重ねることで、かなり簡単に記事を更新することができる。横手実際やってみるとめちゃくちゃ簡単だし記事をかけないと言う人にはほんとオススメ。とりあえず記事が描きたい、書きたい事はあるけれどどういう風に文章にしていいのかよくわからない。
うまく言葉に書き起こすことができないという人には、まず音声入力から試して欲しい。音声入力でブログ記事を書く事はとても簡単だけれど、遂行にかなり時間がかかる。しっかり固まって煮詰めて文書にかける人は、そのまま文章を作成してもいいけれど、なんとなく考えたことをブログ記事にしたい場合には、こーゆー記事を書きたいこういうことを言いたい、ということを他人に話すような感覚で、話しかけると、勝手に文章にしてくれると言う楽しみ方ができる。
この文章はただつらつらとiPhoneに話しかけEvernoteで記録し、PCで開遂行者だけの文章です。
成功するときに気をつけたいポイントは、誤字の修正と、読みやすい文章になるように段落ごとに並び替え、最終的に言いたかった事をまとめて読み易い見出しを付け、タイトルを32文字内にまとめることができれば、それだけで記事が完成する。
俺は手抜きではなく、遂行繰り返すことで、本来は記事にならなかった頭の中のモヤモヤを、機種として切り出すことができる新しいブログの書き方だと思う。
そして記事を書くときの考え方は、最初に書いたつまり音声で話したことから連想することを頭の中でしりとりの夜につなげることで次々と文章が書ける。
ちょっと面白いことができそうなので試してみました。この文章はただひたすらつらつらとiPhoneに向かって話続け。それの大半を遂行の際に削除して、正しい順序にならに変え、ブログ記事に起こした文章です。ちょっと面白いと思った人は、やってみるとほんとにはかどるので、試してみてください。
<原文ママ>
こんな文章をそのまま載せると、ワードサラダ判定を貰いそうで、正直ガクブルです。あとで消すかも。
句読点の抜けや誤変換、「です・ます」調<敬体>と「である」調<常体>の混在、同じ言葉の繰り返しなど、直すべき部分が多く、修正するよりも最初から書き直した方がマシな文章になりました。
「です・ます」調<敬体>と「である」調<常体>の混在については、ブログの文章なら、むしろ書き方のひとつとしてアリだとは思うけど、音声入力で混在したものはとても読みにくいですね。
アイデアの生産方法として便利
Google音声入力でテキストの文字起こししたテキストは、そのままでは使いづらいもの。
ですが、一度ペラペラと適当に喋ってみて、それを順序よく並び替え、何を言いたかったのか、誰に読まれたかったのかを意識すると自然に文章が出来上がるので、とりあえずアイデアを書き起こすには、いい方法だと思います。
音声入力したテキストの起こし方
音声入力した文章を記事に手順を書いていきたいと思います。
ブログ記事を普通に書く場合も、無意識にやってる人は多いと思いますが、音声入力したテキストを文章に直すには、次の順番で修正していきます。
文章の目的を考える
「手紙や文章を書く基本は6W2Hが重要」とも言われるけど、ブログ記事の場合、いつも3W1Hくらいで書いています。いつも何が言いたいのか良くわからない文章になってしまう人は特におすすめ。
誰に伝えたい文章なのか(Whom)
読者視点で、どのような読者を想定しているのか。もちろんこの記事は、「文章が書けなくて困っている人」になります。
何を伝えたい文章なのか(What)
記事を通して、何を伝えたいのか。
「喜び」や「怒り」、「笑い」などの感情的なもの。「知識」としてノウハウを共有したいもの。「購入」や「クリック」して貰いたいもの。「シェア」して貰いたいもの。それぞれの目的で書き方は異なります。
どのように伝えるのか(How)
誰に、何を、が決まったら「どのように伝えるか」という情報が必要になります。
自分自身がその情報に対して語れるだけの経歴があれば、自己紹介やこれまでの経歴を振り返る方法が有効です。ニュースや本、ブログなど、他で見聞きした情報であれば、引用として情報元を書くのもありでしょう。
写真や、画像などで目に見える形にするのも方法のひとつ。この記事では、Googleの音声入力が便利ということを伝えたいので、実際に音声入力してみた冒頭の画像が情報ということになります。
なぜ書くのか(Why)
「自分が困った経験から、悩んでいる人も多いかもしれない」といった理由など、なぜその記事を書くのかを考えます。記事に書かなくてもいいけど、頭の中で理由を考えてないと、締まりのないフワフワした文章が出来上がります。
あまり必要ないもの
だれが(Who)
もちろん著者なので、ブログの場合は必要ないけど、不特定多数の人に届く(=多く拡散される記事)だったり、メディアに掲載される記事、寄稿記事などでは必要になります。
どこで(Where)
関係ない場合は、書く必要ないけど、行ってみた、やってみた系レビュー記事などでは必要かも。
いつ(When)
ブログなどの場合、投稿日時があるので、特に必要ないものですが、イベントの情報などであれば開催日、発売日などは重要です。
いくら(How Much)
商品の紹介記事など。値段がある記事の場合は、必要になります。特にAmazonリンクなどで商品を紹介する場合、金額は掲載されないので「いつまでいくら」など具体的に書いていると親切です。
ただフワフワしたアイデアが、目的のあるコンテンツになります。自分がなぜそう考えたのか、何が言いたかったのか、というのも明確になるので必ず必要な作業。
記事の目的が明確になったら、次のように修正します。
並び替えと見出し
何を書いているのか、最初に持ってくること。
最初3行くらいしか読まない人は意外と多いので、ブログなどインターネットで何かを伝える場合は冒頭で説明した方が読まれやすくなります。
見出しも同様で、記事や段落を読んで、何がわかるのかを具体的に書いた方が、読みやすい記事になります。
文章の内容に関わらず、最後まで読んで貰える可能性の高い書籍や人気メディア、人気ブログの場合は、オチとして最後に用意してもいいけど、うちのような零細ブログでは特に重要です。
抜き出す文章と削る文章
目的や理由、ターゲットが決まったら、繰り返しになってる部分など要らない文章は削ります。
説明不足な文章については、書き足します。特に音声入力の場合は、主語が抜けてることが多いので、ひとつひとつが読みやすい文章になるように修正していったり、内容によっては、書き直した方が早い場合もあります。
SEO流入を意識して文字数にこだわるよりも、読み手を意識して6,000文字書いた文章を、推敲で3,000文字削除する人に、私はなりたい
— B型の思考実験 (@tsurare01) 2016年5月13日
ふわっと浮かんできては、綺麗に文字に書き起こせず消えていくアイデアや記事のネタが多い人には、ぜひ試してほしい方法だと思ったので、書いてみました。
携帯端末での音声入力は、携帯さえあれば手軽に試せるので、「アイデアは浮かんでも記事に上手く書けない」という人は、ぜひ試してみてください。
他にもアイデアの出し方に悩んだら、この本が参考になるかも。
- 作者: 加藤昌治
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ちょっとしたメモの取り方を音声入力に替えてみました。ほかにもオズボーンのチェックリストやブレーンストーミングなど、アイデアを出す手法が書かれているので、アイデアやネタに困ったら読んでみてください。
それではっ!
▼ツイッターやってます
本当にTwitterにつぶやく時代が来るとは思わなかった(この文章は音声入力で書いています)
— B型の思考実験 (@tsurare01) 2016年5月13日