あたしには何が幸せか、あたし以外のだれにも決めさせねぇ!ー櫛枝実乃梨
スポンサーリンク
タイトルは『とらドラ!』第23話に登場する櫛枝実乃梨の名言です。
『とらドラ!』は竹宮ゆゆこ原作のライトノベルで2008年10月から2009年3月まで放送されたアニメ。2006年の『涼宮ハルヒの憂鬱』や2007年の『らき☆すた』あたりからアニメにハマった人なら見たことあるかも。
今回は若干ネタバレ含みますが、感動できる作品なのでぜひ観てみてください。
主人公の高須竜児は、ヤンキーに間違われる見た目をしたごく普通の高校生。となりのマンションに住む逢坂大河と、ある勘違いから親しくなります。親しくとはいっても、大河は常に竜児のことを犬扱い。これでもかというくらいのツンデレっぷりを見せてくれます。
名言の言葉を語った櫛枝実乃梨は、元々主人公の高須竜児の片思いの相手でしたが、いつの間にか両思いに。そのころ大河も一緒にいるうちに、竜児のことが好きになってしまい、大河と櫛枝実乃梨、竜児の三角関係になります。
お互い親友、でも好きになる相手は同じ人。
そのことで、どちらも「好き」とは言い出せず、バレンタインデーで大河のある勘違いからこのシーンに突入します。
とらドラ! 櫛枝実乃梨の名言
こっち見てよ大河
あたしを見て
あたしは何に見える?
あたしは実乃梨だよ
あんたの親友そうでしょ
あたしが好きって言ったよね?
ならあたしを信じてよ
あたしは大河を信じるよ
みのりんがみのりんがみのりんがって
欲しいものを欲しがれない弱さを人のせいにするやつじゃないって信じてる
それともあんたはそういうやつだった?
ふっざけんな!
あたしの幸せは、あたしがこの手で
この手だけで掴みとるんだ
あたしには何が幸せか、あたし以外のだれにも決めさせねぇ!
「私には何が幸せか、私以外のだれにも決めさせねぇ!」の方が文として合っていますが、セリフを聞いたら「あたし」にしか聞こえないので、ほぼセリフに聞こえたままの書き起こしをしてます。
このシーンで、友達の大河に幸せになってもらいたいからこそ、自分の幸せを勝手に決める大河に向かってこの言葉をぶつけました。お互い本気で好きになった人を、友達に譲るってなかなか出来ることではありませんよね。
心の底から信頼できる親友の大切さ
早いもの勝ちと言わんばかりに、友達よりも彼氏や彼女を選ぶ人は今まで沢山見てきましたし、もしかしたらそれが正解なのかもしれません。アニメだからということもありますが、リアルでも実際に居るんですよね。こういう風に真剣に友達にぶつかることができる人。
ここまで親友を大事に思ってくれる人は信頼できるし、そんな親友の前では自分も自分のことより親友のことを大切にしたいと思います。相手のことを真剣に考えて、相手のことを真剣に怒れる人になりたいと思わせてくれる名言です。
恋愛アニメが観たい方にオススメ
さらにこの名言の先にも、続いていくセリフがあるので引用したいと思います。23話ラストから24話序盤のセリフです。ここから物語はクライマックスに向けて動き出すので、一番盛り上げるシーンかも。観る気がある人がいたらネタバレ本当に申し訳ない。
大河聞こえる?
ねぇ、大河
あんたはずっと知りたがってたよね
あたしも……あたしは高須くんが
高須竜児が好きだよ
好きだった
ずっと好きだった
でも…あんたに譲らなくちゃとも思ってた
親友のあんたが高須くんを必要としてるならって
それは傲慢なあたしの勘違いだったんだ
あたしもあんたを舐めてたさっきも言ったよね
あたしの幸せはあたしが決めるって
同じようにあんたの幸せも、あんたしか決められない
だから
だから大河
あんたのやり方も見せてよ!
これはぜひアニメの方でも見て欲しい。表情も細かくて作画を含めた描写が鳥肌が立ちますよ、ホントに。
ジャンルは一応、青春学園ラブコメディーとなっていますが、鳥肌モノの感動するシーンが多め。泣けるような恋愛アニメを観たい方にはかなりおすすめ。
どのくらい泣けるかって言うとこんなスレが立つくらい。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」も泣きましたが、純粋に恋愛としては「とらドラ!」の方が泣けるかも。最近のアニメしか観てないって方にはぜひ観て欲しい。
それではっ!