試合に負けて、勝負にも負けて、それでも自分に負けなきゃ負けじゃねぇ。-阿良々木火憐
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タイトルは『偽物語』第5話「かれんビー 其ノ伍」に登場する、阿良々木火憐の名言です。
『偽物語』は西尾維新原作の青春怪異小説。テレビアニメ化され2012年1月から3月まで放送されました。同じく西尾維新原作の青春怪異小説『化物語』の続編で、本作の主人公、「阿良々木暦」の妹である大きい方の妹「火憐」と小さい方の妹「月火」を中心に繰り広げる怪異譚。
『化物語』はゴールデンウィーク明けの5月から6月までの話でしたが、『偽物語』ではその後の夏休みの話が中心になっています。
偽物語 阿良々木火憐の名言
試合に負けて、勝負にも負けて、それでも自分に負けなきゃ負けじゃねぇ。それがあたしの武道なんだよ。
阿良々木暦の妹である二人、栂の木二中のファイヤーシスターズである火憐と月火は、月火の同級生である千石撫子を苦しめていたおまじないを流行らせた人物を調べます。
羽川翼の助けを借り、正体を突き止めることが出来た火憐は、おまじないを流行させた詐欺師の貝木泥舟と接触したものの、返り討ちに遭ってしまいます。
原因不明の病のような症状に倒れた火憐でしたが、阿良々木暦の看病を受けながらも、自分の「正義」を貫く信念と気持ちだけは負けていないことを強く主張しています。
自分に負けないこと
このセリフを聞いたとき「負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じ抜く事、駄目になりそうな時、それが一番大事」という歌詞を思い出しましたが、かなり共通する部分も多いのではないでしょうか。
他の誰よりも自分自身を信じることの大切さに気付かせてくれる名言。
全ての出来事や価値観は、常に自分の脳内で認識されています。そして認識しない限り、それは自分の中で真実とはなりません。
こちらは以前書いた記事ですが、物事は常に自分の意識の中で起こっています。
誰に負けたと言われても、自分が負けと認識しない限り本当の意味での負けではありません。諦めが悪いと言われたらそれまでのことであっても、自分が諦めないかぎり諦めるタイミングではないのかもしれません。
試験やビジネスなど日常のあらゆる物事においても意識の違いだけで結果が変わることはよくあります。
時には立ち止まったり、方向転換が必要なこともあるかもしれませんが、最終的に「負け」るかどうかは常に自分次第。
わがままと言われても、意地っ張りだと言われても、周りの99人が負けだと言っても自分だけは絶対に負けない。そのくらい強い精神を持ちたいものですよね。
それではっ!
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