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匿名アカウントこそ最強!サラリーマンブロガーでもいいじゃない

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こんにちは!あきばはら(@tsurare01)です。

今回はブログ、ツイッターなど情報を発信する側の人達に向けたエントリ。

 

匿名アカウントって最高という話です。ここで扱う匿名ってのはぼくを含めて「HNで活動している人たち」ってことでお読みください。

 

まず、最初に言っておきたいことは、氏名、顔写真を公開している方をディスりたいワケではありません。ある意味で覚悟を持って公開している方も多いので、そういう意味では尊敬の念すら覚えます。

 

ただ、覚悟すらないまま「みんなやってるから」って理由で、特に深い考えもないままに公開している方も多いと思いますので、ここで情報の発信は匿名でやる方がいいってことを声を大にして言っておきたいと思います。

 

先ほど、こんな記事を読みました。

www.sugatareiji.com

内容については概ね同意です。イケダハヤトさんは最近つまらない。

※ここでやり玉にあげていますが、イケダハヤト氏を批判する記事ではありません。彼はよく「匿名アカウントはつまらない」って言ってるので、「ブログやるために会社辞める方がつまらないよ」って言いたいだけです。

 

まず、ぼくはイケハヤさんが嫌いなワケではありません。むしろファンといってもいいくらい。

著書の「武器としての書く技術」は何回読んだのかわかりません。数えきれないくらい読みました。ブログを書く人にとっては最強のバイブルだと今でも思っています。

 

でも、現在の彼はおもしろくない。

 

イケダハヤトさんがつまらない理由

もう見出しのとおりですが、つまらない理由を書いていきたいと思います。

イケダハヤトさんがこんな過疎弱小ブログを読むとは思えませんが、ファンなので応援したいと思います。

 

煽り記事、金儲けの記事しか書いてない

これ以外の答えが見つからない。サラリーマンを煽るような記事ばかりなんですよね。いや、煽るということ自体は問題ないんですよ。

自分の意見を発信するのがブログであって、日本には表現の自由がありますから、好き放題表現してもらいたいと思います。

 

ただ、どの記事読んでも圧倒的な既視感があるんですよね。それ「この前も言ってなかった?」みたいな。

昔流行った一発芸人がまた同じネタやってるのを眺めている感じ。

 

「嫌なら見なければいいじゃない」って話なんですが、ぼくは彼のファンなので、いつかまたおもしろい記事を書いてくれるんじゃないかってウォッチしてます。期待してますよホント。

 

以前、LIGはつまらないとか言ってましたが、はっきりいってLIGオモコロの方が数倍おもしろいです。

圧倒的にアウトプット不足

たぶん、インプット不足なんじゃないかと。もう東京戻った方がいいですよ、きっと。

田舎に移住するまでのネタとしては面白かったけど、高知の話だけでは限界があるんじゃないかな。トマトの栽培くらいしかすることないでしょ、たぶん。知らないけど。

 

今読みたいのは、真面目な目線での雇用についての話。社会の問題点とか、そういう話を掘り下げてほしい。

雇用されていない視点で見えている景色はサラリーマンにはわからないから。

寄稿記事とかはおもしろいのに自分のブログでは、そういう記事に限ってすぐ「サラリーマン辞めたほうがいいよ。」って転職アフィばっかり貼ってるからおもしろくないのかも。

 

「サラリーマンつまらない」がつまらない

「サラリーマンはつまらない。組織に縛られて言いたいことも言えないでしょ。」

「匿名アカウントはうるさい。雑魚。ぼくは相手にしませんけど。」

このスタンスに終始しています。

イケダハヤトさんの言うことは一理ありますが、全て正解ってワケでもないんですよね。

 

匿名アカウントのサラリーマン最強ですよ。フリーランスではとても書けないようなブラック企業の闇をボロクソに掘り下げる記事なんて痛快です。

社会問題や時事ニュースでも、サラリーマンと個人事業主では視点が全然違います。言いたいこと言えて炎上しても被害は限定的。

 

ちょっとこの辺について掘り下げたいって思ったのが今回のテーマ。

 


自分自身を公開するメリット

情報を発信する上で、自分自身を公開するのは大きなメリットがあります。一定のレベルまでいけばって話ですが。

 

自身の功績を反映できる

まずはこれ。自身の出身大学とか、著書とかいろいろ公開できる。

リアルで頑張ってきた人にとってはぜひ公開したいところでしょう。

あとはFacebookとかリアルの友達にもリーチできる。リア充ほど公開するメリットは大きいです

 

発信者が明確なため信用を得られる

こんなことやってきたこの人が言うんだから間違いないっていう信用に繋がる。

どこの誰が書いたのかわからないノウハウよりも実績がある人の方が説得力が生まれます。

 

インターネットでの活動がリアルにつながる

ブログやツイッターで生まれた繋がりが、リアルに活かせます。

友達が出来ることもあるし、ブログの読者から仕事を頼まれることも多いでしょう。

ブログ一本でもセミナーやサロンなど仕事を生み出すこともできます。

ネットとリアルで良い相乗効果が生まれることが最大の利点とも言えるかもしれない。

 

 

自分自身を公開するデメリット

一方で氏名や顔写真公開するデメリットもあります。ってかめっちゃデカい。

これはISDNADSLのようなインターネットがまだ当たり前じゃない時代からインターネットやってる人ならだれでも意識してることだと思う。

リスク度外視でメリットしか見てない人を見ると他人事ながら「大丈夫かな」って心配になります。

 

会社、同僚、家族に迷惑が掛かる可能性

炎上したら、会社や携帯に電凸(直接電話掛けて批判や追及されること)入ることも多いです。炎上しなくても有名になれば誰でもある話。

ネット特定班はそのほかにも、一緒に写真に写っている人やSNSで繋がってる人まで探りに行きます。

FF外からの凸リプなんてまだまだかわいいほう。友人や知人、関係者が一緒に晒し上げされることも少なくありません。

 

ネットストーカーなど特定の粘着被害

炎上しなくても、ストーカーってどこにでも沸きます。一方的に気に入られたり嫌われたりしただけでリアルに被害が及ぶ可能性は考慮しておいた方が良いでしょう。

0.001%の割合だとしても1万人の読者がいれば10人くらいストーカーになるって考えたら、怖くない?

 

一度公開された情報は消えない

炎上したって話は、だいたいすぐ魚拓に取られたりしますが、それじゃなくても公開した情報って消えないんですよね。

自分の消し忘れってのはまだいい方ですが、言及された先の記事とか把握しようがない。

 

普通、考え方ってのは変化していくもので、1年前に言ってたことと、1年先に言ってることって変わる人も多いと思うんですよね。

1年前の大学生時代に「サラリーマンは死んだ魚の眼をしている」なんて言っておいて、サラリーマンになった1年後に「サラリーマンって素晴らしい」なんて言っても「昔こんなこと書いてたよね。」って思われます。

 

アカウント消しても、引用や言及された先の記事は消えませんよ。こわいこわい。

 

 

匿名アカウントの利点

匿名アカウントってなんか「正体不明」って感じで信用がありません。

だから「ネットで雑魚がなんか言ってる」って思われるんですが、いやまぁ概ねその通りなんですが、メリットって大きいですよ。

 

炎上しても、被害は限定的

まず、炎上してもリアルに結びつきません。特定されるような詰めの甘いことをしなければ、もう何も恐くない。

先日炎上してアカウント失踪した@Copy__Writingさん、お元気でしょうか。リアルでは今もコピーライター業してるんでしょうね、きっと。

 

自己表現の実現

実名公開して発信する方が人に伝わります。相手の顔が見える安心感みたいなものですよね。だから匿名アカウントで発信する情報というのは伝わる力がとても弱い。

でも、言いたいことズバッて言える気持ちよさがあります。サラリーマンでも、社会に影響力がある人でも関係ない。匿名の上では人類皆平等です。

 
匿名でも仕事の幅が拡がる時代

本名公開している人ほどではありませんが、仕事も副業もお金儲けも匿名で出来ます。匿名でも仕事が出来る時代がようやく来たって感じでしょうか。

ブログ自体が評価されることもありますし、問い合わせがあればツイッターにDMで充分です。

 

WEBライターの記事執筆依頼とか程度なら匿名で問題ない。

本当にリアルに繋がりそうなところだけ公開すれば問題ありません。

リアルに活動を拡げたい人は、インターネットでの活動がリアルに活かせそうな段階になってから公開する方がいいんじゃないかなってぼくは思います。

 


燃え尽きた青春基地

先日とんでもない可燃性の高いテーマを扱って、跡形もなく燃え尽きた青春基地ですが、メディアとしての対応は、本当にヒドイ。

 

執筆した高校生に全責任を負わせるように問い詰めたと思われる記事が公開された時点で、こうなることは当然だったと言えます。

 

▼青春基地ってなに?って方はこちらがわかりやすいです。

hagex.hatenadiary.jp

 


とはいえ代表はまだ若干20歳の大学生、賛否両論(批判がほとんどですけど)を生んだ今回の出来事が、将来マイナスに働かないことを切に願います。

 

ぼくなら名前聞いた時点で「あー…青春基地の?」って思うでしょうから。思わなくても名前検索したら数年は出てくるでしょうけど。

120万のフォロワーを失った@Copy__Writerさんより、代表の石黒和己さんの方が今回の被害は大きいのかもしれない。

 

法律やネットリテラシー、クレーム対応力などが未熟なまま情報を発信するというのは、抱えきれないほど大きなリスクを伴います

 

そりゃ言いたいことも言えなくなるってもんです。

 

でもだからといって、リスクを回避して言いたいことを言う為にサラリーマンを辞めるとか就職しないなんて馬鹿げてますよね。

 

だから結論。

みんな匿名でやればいいじゃない。サラリーマンブロガーって最高。

それではっ!

 

 

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