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ブログサロンについて思うこと。イケハヤ【元】塾生がセルクマを推奨していた件

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※この記事はブログで稼ぐオンラインサロンについて考えようという趣旨のエントリです。

 

まず最初にお断りしておきます。ぼくは古くからのネットユーザーですが、ブログに関しては全くの初心者です。はてなブログを始めて10日目が経過しました。イケダハヤト氏のブログはいつも読んでいます。最初に見かけたのは2年ほど前ですが、度々読ませて頂いておりました。

 

イケダハヤト氏は素晴らしく有能な方だと思っています。記事の書き方や独自の視点、マネタイズの手法など光るものがあると思います。駆け出しの新人ブロガーですが、参考にしたい点は山ほどあります。著書の「武器として書く技術」も拝読させていただきました。

今回はイケダハヤト氏のオンライン塾を取り上げていますが、イケダハヤト氏の塾だけでなく今のマネタイズに走るブログの状況について警鐘を鳴らしたいと思い記事にしました。ぼくに間違いなどあれば、もっとブログ経験のある方や知識をお持ちの方はご指摘頂けると幸いです。

 

※現在は塾生ではないということをご指摘頂きましたので、記事タイトルを修正させて頂きました。記事内は「元塾生」に訂正してお詫び申し上げます。

 

▼ご覧いただいた方はぜひこちらもお読みください。

enter101.hatenablog.com

 

 

先日ブログを訪問していたら、気になる記事を発見しました。

kochineet.hatenablog.jp

なんとも過激なタイトルを付けるものだとちょっと関心してしまいました。これについてはあとで気付くことになります。

記事の内容は、Facebookアカウント取得して…まで書けばわかる人にはわかると思います。スパム寸前でユーザーを欺く手法を推奨しています。

しかし、半分本気・半分冗談のような人を喰った内容のため、当ブログで無料公開をすることに決めました。日々、真面目にブログを書いている人々がバカを見るような世界をぼくは望んではいないのです。

著者はこれを有料noteで販売するつもりだったようですが、引用の記事のとおり根は真面目な方かとお見受けします。そんな方がなぜこんな記事を大真面目に書いているのか理解できませんでした。

そもそもセルクマは自分で自分ではてなブックマークを付ける手法で、スパム行為として禁止されています。そして友達にフォロー申請してはてブして貰う行為も、度が過ぎればスパム判定を貰う可能性が高いと思われます。

 

しかし驚くことに記事内には良心が咎めるような記述はあるものの「スパム」という言葉はひとことも出ていません。(記事の内容についてはセルクマなのかはてブ依頼になるのか微妙なところですが自分でつけるという点でセルクマと呼びました)

▼セルクマとスパムの基準については下記の記事が参考になりました。

yts.jp

結論:組織的にはてブをつけることは、「禁止はしていないけれどスパムペナルティを受ける可能性はある」

引用させていただきます。問い合わせをされているはてなの回答でも限りなく黒に近いグレーということがわかります。

 

イケダハヤト氏のブログ塾の元塾生だった

そもそもインターネットについて一見無知のようにも思われる(誤解であればすいません)著者が、記事の中身に伴わず文章構成が上手いんです。読まれる記事の書き方を知っている感じなんですよね。記事を拝見したら読んだことある記事が出てきました。デジャブではないです。

以前、イケダハヤト氏のブログで取り上げられていたんですね。

www.ikedahayato.com

 

記事の著者は初心者

そして、著者の記事をほかにも読んでみると、どうやら初心者のようだということがわかりました。つまりインターネットについて初心者がバズる記事の書き方を熟知しているということ。それこそが最大の問題です。

▼初心者ということがわかる記事もありました。

kochineet.hatenablog.jp

 

インターネットは危険

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そもそもインターネットは危険な世界であると言えます。ブログで書いたひとことは世界に発信されているものと同じです。どんなにアクセスが小さくても、誰からでも見られる公共の場に言葉をつづるにはそれなりのリスクが伴います。

 

ツイッターではよくバカッターと呼ばれる方々が、炎上してはアカウント削除して逃亡しています。しかしブログで稼いでいる、生活している者が同じことをやると収入が無くなる。即ち生活できなくなるほどのリスクを伴います。

ブログで稼ぐということについては否定はしません。アフィリエイトでも有料noteでもオンラインサロンでも、需要があれば供給があるのは当然のことと言えます。ですが、WEBの世界で生活していこう、金銭を頂こうということであれば、最低限の知識があるべきではないでしょうか。

 

オンラインサロンはまず基礎を教えた方が良い

イケダハヤト氏のブログ塾の元塾生ということで、インターネットで稼ぐノウハウを心得ているのではないかとぼくは考えています。そしてそれに伴ったインターネットの知識は無いとも思います。こんな危ないエントリは普通書けないです。明らかにギリギリのラインを超えています。

まずはオンラインサロンではインターネットの基礎から教えるべきじゃないかと。

 

もちろんある程度知識がある人なら問題ありませんが、いきなり稼ぐ前に書いていい記事と不味い記事の区別はつかないと、取り返しのつかない事態になります。記事を消しても魚拓は残りますし。

初心者には手取り足取り教えられないという問題もあるでしょう。簡略化するのであれば最低限のハードルを設けるべきではないでしょうか。「当サロンはITパスポート有資格者もしくは同等の知識を有した方のみ参加出来ます。」とすれば、ぼくのように異議を唱える人は居なくなります。セミナーや塾などする上で、このあたり無法地帯なんじゃないかと。

 

初心者は失敗から学ぶ

「そこまで面倒見れるわけない。自己責任だ。」という意見もあるかと思いますが、初心者は失敗から学びます。そして失敗を繰り返すうちに成功する手段を見つけます。その間には批難にも遭いますし、軽く炎上することもあるでしょう。それでもいきなり数万PVの世界に叩き出されることはありませんし、批判される度に自分の立ち位置を見直していきます。

 

オンラインサロンは「努力次第でいきなり初心者でも稼げる方法を教えます。」という風に捉えています。(違ったらすいません)それなら、記事を執筆した際のリスクや注意点など、WEBの世界で身を守る手段も理解しておく必要があるかと思います。現在のオンラインサロンではその点が欠けているのではないでしょうか。

サロンで学ぶことで『失敗する経験』をショートカットする分、ショートカットしても大丈夫な知識があるのか確認する必要があります。イケダハヤト氏に限らず今のオンラインサロンの風潮は、F1レーサーが素人に「運転できれば免許無くても高速道路走ると気持ちいいからやってごらん。」と言っているように見えます。速くなるドライブテクニックだけ教えている印象。

 

イケダハヤト氏は影響力を考えるべき

イケダハヤト氏も、それに追随するトップブロガーの方々も間違いなくブログのエキスパートです。実際に生活できるレベルでブログで稼げる人は全ブロガーの中でも0.1%にも満たない世界でしょう。憧れる人も気持ちもわかりますし、ぼくも憧れています。トッププレイヤーの方々だからこそ、リスクや知識も持ち合わせていると思います。初心者の方をいきなり数万PVの世界に放り出すようなことは辞めて頂きたいです。

この記事も読みました。

yutoma233.hatenablog.com

どうかあなたとあなたを信じた人たちが成功しますように。

そして「まだ東京で消耗してるの?」という煽り文句が、あなたが書く記事がいつか本当に限界集落を救いますように。

 

引用させていただきます。全く同感です。ウェブの世界、そしてこれからブログの世界に飛び込んでくる人たちが救われるシステムであってほしい。

※ぼく自身はオンラインサロンにもブログ塾にも参加したことはありません。下記の記事は拝見させていただきました。中身も知らずに「勝手に語るな」などのご意見があれば、ご教示いただけると幸いです。

 

 

Synapse(シナプス) - ビッグイシューオンライン編集長・イケダハヤトのブログ塾

「イケダハヤトのブロ部」開塾!ブログで稼ぎたい人、次の新世代論客になりたい人へ : まだ東京で消耗してるの?