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ブログに「起承転結」はいらない。最後まで読まれる書き方・文章術とは

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こんにちは!あきばはら(@tsurare01)です。

ブロガー向けの記事になります。

 

今回紹介する「最後まで読まれる書き方」というのは、「最後まで読まれない書き方」とも言えるかもしれません。

 

先ほど、こんな記事を読みました。

shijinblog.hatenablog.com


あなたはブログを書くときに「起承転結」って意識してますか?(ブロガー向けなので「あなた」にしますね。「おれブログ書いてねーし」とか言わないでください。)

 

ブログに「起承転結」っていらないと思うんですよ。

ブログの記事ってほんと人それぞれで、エッセイのようなブログ、WEBメディアのようなブログ、日記のようなブログとほんとに多種多様です。 

今回はうちのブログのような記事の書き方についてですが、あまり起承転結って意識してません。いや、意識してないのは「転」だけかも。どんな感じで構成してるのかというと「結起承結」くらいな感じかもしれません。

 

なぜそうなるのか考えてみたいと思います。
(ーそしてここが「結」の部分であるー)

 

結論から先に書く理由

ブログを読んでる人って時間がないんですよね。無料で読めるし、暇つぶしに読んでいる方がほとんどで、最後までどうしても読みたい記事なんていうのは極一部です。だから、まず最初に読むべきかどうか、なるべく速く知りたいものです。

 

たとえばこの記事のタイトルの部分について、「ブログに起承転結は必要なのか?」としたらどうでしょうか。最後まで読まないと必要なのか必要じゃないのかこの記事で言いたいことがわかりません。最後まで読む時間があれば読むかもしれませんが、長ければそっ閉じする人もいるでしょう。

このタイトルのように「ブログに起承転結はいらない」と書いてあれば、「そうそう。そう思ってた。」という人や「何を馬鹿なことを言ってるんだ。」っていう人もいるかと思います。それでも結論が先に出ているので、どういうスタンスで読めば良いのかがわかります。

あとは詳しく読みたい人はブックマークするかもしれませんし、そもそも興味がない人はタイトルを読んで開かないかもしれません。時間がない人には「結論から先に言えばいい」というのはビジネスマナーに近いものなのかもしれません。
(そしてここが「起」の部分であるー)

 

文章は「起承転結」だけではない

ここで、他の文章術の例をあげたいと思います。こちらの記事は参考になりますのでぜひご覧ください。

www.atmarkit.co.jp

一部引用させて頂きます。

http://image.itmedia.co.jp/ait/articles/1309/27/r20sales10_01.gif

http://image.itmedia.co.jp/ait/articles/1309/27/r20sales10_02.gif

出典:ITエンジニアの市場価値を高める「営業力」(10):あなたをロジカルに見せる「起承転結」テクニック (1/2) - @IT

うちのブログはここでいうコラムの「起承転結」に近いかもしれません。大体こういうイメージで書いています。ただ、冒頭で述べた通り、こういう形式のブログばかりではありませんので他の文章例について考えたいと思います。

 

論文チックな「序本結」

「序論」、「本論」、「結論」で結ぶスタイルです。ちょっと調べてみたら英作文もこの書き方だそうなので、読みやすい記事をご紹介します。

nanapi.jp

ほとんどのコラムはこういう形で展開されており、「起承転結」のように「転」が入ることはあまりありません。

 

雅楽や能の「序破急

こちらはエッセイなどでよく使われる書き方ですが、「序」と「破」と「急」で構成されます。それぞれ「誘引」、「期待」、「満足」という形で要素を組み上げていきます。こちらも読みやすい記事をご紹介します。

mozikaki.com

冒頭でグッと引きつけて盛り上げたあとに話を結ぶという形になります。ブログなどでは、よく最後にオチやボケを用意してツッコミを待つスタイルも多いかと思います。
(そしてここが「承」の部分であるー)

 

自分の書き方を創りあげる楽しさ

タイトルにも書いた「最後まで読まれる書き方」というのは「必要に感じた人だけ最後まで読んでもらえる書き方」で、「必要ない人には読まれない書き方」でもあります。

コラム形式のブログでは「結論が出ない」とか、「タイトルと本文が違う」といった内容が読者を一番がっかりさせるもの。読むべき結論を最初に提示し、話を拡げることで読者は知りたい情報を得られるというのが理想の形と言えます。

 

ほかにもいろいろな個性や書き方があるようですが、特に自分のスタイルが出来上がっていない場合は上記のような構成が書きやすいのではないでしょうか。ちなみに、最初に「結起承結」と言いましたが、このブログもスタイルとしては「序本結」に近い形になっています。

 

書いているうちに自分の書き方が出来てきますので、「起承転結にしたら、えーっと転を入れるには……」と考えるよりは大体の感じで書き殴った方が上手にかけたりするものです。

「どうしても文が上手く繋げない」とか「長文になりそうで上手くまとめられない」という場合は、「起承結」にあわせて大筋の見出しを先に決めたあとに、それに合わせて文章をつくると体よくまとまりますので、ぜひお試しください。

それではっ!

(そしてここが「結」の部分であるー)

 

 

▼こんな記事も書いてます 

enter101.hatenablog.com