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有料noteで稼げるワケがないことを猿でもわかるように説明しておく

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「有料コンテンツだー稼げるぞーワーワーキャーキャー」と騒がれまくっているnoteですが、noteで稼げるワケがないことをここに書いておこうと思います。

 

※この記事は「稼げるらしいし今からnoteで販売してみようかな」と思う方へ向けたエントリーです。

 

先日noteで盛り上がっているイケダハヤト氏がやらかしました。

▼ご存知の方は読み飛ばしてお進みください。

イケハヤ先生は機密情報を売って稼いでいる|匿名希望☆|note

はてブには以下のコメントが寄せられました。(名前は伏せます)

ふむ。。。 “でも何より問題なのが、そんな不正や偽りだれけで燃やすことしか考えていない先生の信者が未だに結構いることで、もう本当に信じられないっす。”

 

ビジネスとしては最低だけどこういうのは割りと暗黙の了解で成り立っている面があるのかな。耳寄り情報を教えているのだから口外しないでという感じで

 

ASPに勤めていたことあるけど、これはやっちゃいかんよ。二度と案件紹介できなくなるし、信用も一気に落ちる。

 

ASPはごにょごにょして終わりそうだから「日本アフィリエイト協議会」に通報した方が良いのではないだろうか?

 

該当のnoteとそれを紹介していたイケハヤ氏のブログ記事がさらりと削除されている。有料サロンでも無料公開しているって書いてあったけど、あっちも削除したのかな?

 

イケダハヤト氏が売ってたものは完全に情報商材の類なんですよね。
一応noteの利用規約引用しておきます。

8.禁止事項

以下に該当するデジタルコンテンツの掲載は禁止します。

・ 盗作など、他者の著作権等を侵害しているもの。
・ 上記のほか、他者の財産権、著作権・商標権等の知的財産権、肖像権、名誉・プライバシー等を侵害するもの。
・ 詐欺や公序良俗に反するもの。
・ アダルト、性的、わいせつ的、暴力的な表現行為、その他過度の不快感を及ぼすおそれのあるもの、およびそれらのサイトへのリンクがあるもの。
・ 差別につながる民族・宗教・人種・性別・年齢等に関するもの。
・ 自殺、集団自殺自傷、違法薬物使用、脱法薬物使用等を勧誘・誘発・助長するような行為
情報商材
・ その他POCが不適切と判断するもの。

13.責任

クリエイターは、自己の責任において本サービスを利用するものとし、本サービスを利用してなされた一切の行為及びその結果について一切の責任を負うものとします。

 

引用元:ピースオブケイクサービスご利用規約

https://note.mu/terms

 

ASPに不義理を働いたどころか完全にnoteの利用規約を無視した行為だったんですね。
この件に関しては上手に消火活動が実施されたのか、燻っているかわかりませんがとりあえずイケダハヤト氏が身を挺して実践してくれたことは情報商材が売れる」ということでした。


そして先日はこういう事件が起きました。

thestartup.jp

要するに有料コンテンツをばら撒かれたという内容ですが。


今回はたまたま、有料コンテンツをサロンメンバーで共有されたというものでした。
これがもっと広く普及していくとどうなるでしょう。

 

価値のあるテキストはアーカイブ化され、2ちゃんねるに投下されトレントで共有され、バイラルメディアで「いいね」を押したら誰でも読めるものになります。

スライドショーでYoutubeの動画にも上がるでしょう。ちょっとだけ値段を下げてリライトした記事が出回るかもしれません。完全に情報商材と同じ世界です。

 

そもそもデジタルコンテンツはコピーが容易であるという最大のデメリットがあります。コピーコンテンツを予防する手段が無い限り商品として成り立ちません。

 

とりあえず右クリックでコピーできるnoteは即日改修して貰わないと話になりませんし、コピー出来ないような専用クライアントソフトやアプリを作るしかないでしょう。

やらないとは思いますが。

 

売れる=価値のあるコンテンツもシステムに不安があれば、購入されないということです。チートが横行してるスマホアプリに課金する人はいませんよね。

 

そもそもnoteはサービスとしてまだ不完全なんだと思います。料金決済のシステムまでは簡略化したけどユーザー同士のトラブルは想定も対策も出来てないんじゃないかな。この辺、メルカリと同じ匂いがします。

 

 

梅木雄平氏はサロンでの漏洩の件で「購入者のモラルの問題」としているけどインターネットユーザーにそれを求めるのはムリなんじゃないかな。それこそ技術的にハードルを入れないと。

 

これらのインターネットの負の部分と個人で戦っていける人なんてそう多くはいないでしょう。noteのシステムが改良されたらまた状況は変わるのだろうけれど、変わる気がしない。

 

そもそもそんなこと心配する前に、コピーする価値すらない有料noteは売れませんけどね。

 

価値があればコピーされ劣化コピーがマネタイズに利用され、価値が無ければ見向きもされない。それがnoteの現実なんだと痛感した出来事でした。

 

だいたい1回でコピペ出来る文章の記事が1,000円とか2,000円とか今までどれだけの音楽、映像、アニメコンテンツが海賊版に苦しめられたと思ってるんだいい加減にしろ!

 


もっと拡散性、速報性といったインターネットだからできることをみんなやろうよ。コンテンツコピーされることで悩むくらいなら書籍で充分。それこそkindleで出版すればいい。売れるなら充分採算とれるでしょ。

 

無料でもスポンサーからは広告料貰えるんだからいいじゃない。ちまちまマネタイズするくらいなら、ちょっと予算出してでも面白いウェブサービス作っていこうよ。

 

ってぼくは思いますけど。

でわっ!